こんにちは、ほねです。
田舎暮らしするならやっぱり畑をやってみたい!!
そんな軽いノリで始めた畑も4シーズン目を迎えました。最初は何が必要なのか、道具もわからなかったほねですが、今や農家さんのお手伝いまでしております。
今回の記事ではこれまでを振り返り、畑の探し方や最初に必要な道具を紹介します。
これから畑をやりたい方の参考になればうれしいです!
この記事の目次
だいぶ低スペックからの挑戦
もともと、「自分で食べる物を作る」ことへの憧れがありました。
…が、経験値は、小学生の頃、親とミニトマトを作ったくらい。簡単なうえに、一人じゃない(笑)
社会人になってから、会社のデスクで育ててみるかと雑貨屋で買った卓上グリーンは芽が出ず。
頂いた花は腐らせ、サボテンは枯らし…。何か育てるなんてできるのか? というスペックでした。
ヤバ~くない?
でも、やってみたい!!
なんといっても、田舎へ引っ越してから、「耕作放棄地が多い」とよく聞いていました。畑をやることは、社会貢献にもなるのです。
有料の畑か、無料の畑か?
首都圏で暮らしていた頃、「シェア畑」を利用することを考えたことがあります。
こちらは月額利用料が掛かります。そのかわり、必要な道具を借りたり、アドバイスを受けたり、ある程度の管理をしてもらえる、初心者にありがたいサービスが含まれています。
対して、田舎の耕作放棄地は無料で借りられる場合があります。
市民農園など利用料が掛かる畑もありますが、ほねは無料で借りる方法を選びました。
何故、無料で借りられるのか? それは、畑をやる人が草刈りなどのメンテナンスをしてくれるので、土地の所有者が管理しなくてよくなるからです。
草、スゴイんですよ。
夏なんて、雨が降るとあっという間に伸びます。大変です。
暑い時期の草刈はかなり体力消耗するぞ
どうせ冬になれば枯れるからと放置されて密林になっている所もありますが、そうすると虫が大量発生したり、動物の住処になって、他の畑が荒らされることになったり、とにかく困ったことの原因になります。。
そんなわけで、管理を引き受ける人はありがたい存在。
もし、家庭菜園ができる庭や近隣に市民農園などが無かったり、やっぱり無料がいいと思う場合は、あちこちで「畑をやりたい」「空いてる畑ありませんか?」などと声に出してみましょう。
「もう畑やめたから使って」とか、「全部は使いきれないから、空いてるところで良かったら」とか、話が来ると思います。
ただ、ここで注意しておきたいことがあります。
無料ということは、
・自分で道具を用意し、
・自分で栽培方法を調べ、
・自分で畑に通って管理しなくてはいけません。
それでも、無料は大きい!!! 自分でいろいろやってみたい!! そんな気力と体力のある方はぜひ無料で借りる道を探ってみてください。
無料の畑を見つける方法
ほねは現在、自分の畑で栽培していますが、昨年までは2か所、畑を借りていました。
どちらも「人づて」に情報を得て、無料でお借りしました。
畑が決まるまでは、いろんな人に「畑やりたい」と話したり、通りすがりに雑草しか生えてない土地を見つけては使用者がいないかしばらく観察したりしていました。しばらく観察するのは、使っているのが短期間だけで、ちょうど作業を休んでいるだけの可能性もあるためです。
畑はすぐには決まらず、ご紹介頂いても、田んぼを畑に変えた土地で水はけに問題がありそうだったり、山奥過ぎて通えないし熊が出そうで心配だったり、コンクリートに土を入れた場所だったり、売却を予定している土地でいつまで借りられるか不安があったり…と、お断りした畑も多々。ご紹介頂くのが申し訳ない気持ちになったりもしました。。
ただ、こうしていろいろな条件の畑を見たことで、畑に不向きで、なるべくしてなった耕作放棄地というのもたくさんあるんだろうなと感じることもできました。
野菜には撒き時、植え時があります。同じ畑でも、右端と左端で生育が異なることもあります。通いやすい平地でどこか見つかれば、まずそこで始めて、様子を見るのもいいかもしれません。
通りすがりに良い畑を見つけたらどうするのよ?
もし、土地の所有者と連絡を取りたい! と思ったら、下記の方法で所有者を知り、お手紙を書くのも手です。
ほねは別件でお手紙を書いたことがあり、「このご時世にご丁寧に…」と喜ばれたことがあります。手紙、いいですよ。
法務局の窓口やオンラインで、不動産(土地)の登記事項証明書の請求ができます。この証明書に所有者の氏名・住所が記載されています。
※オンラインはこちら。オンラインですが、利用時間は平日の8:30~21:00です。ちょっと不便ですが、安いのでお勧め。
良い結果になりますように!
開墾から始める方へ
さて、耕作放棄地を立派な畑によみがえらせる道を選んだあなたは天晴なお人です。
まずは草刈からでしょうか。そこは大家さんがやってくれそうでしょうか。この辺も借りる前に相談&確認しておきましょう。
草刈→耕運→畝作り→堆肥や肥料の仕込み→種まきや苗植え→栽培→収穫→種取り→次のシーズンへ
この記事では、草刈りと耕運に必要な道具を紹介します。
草刈機
草刈の場合、短い草なら畑を耕すことで草刈りも兼ねることができますが、長い草があるなら、やはり草刈機を使うことをお勧めします。
まだ持っていなければ大家さんに借りられるか聞くのもありですが、これからずっと必要になるので、買いましょう。
しかし、何を買ったらいいのかわかりませんよね。
ほねは最初の開墾時、大家さんが草刈りをしてくれたので、2年目から必要になりました。
草刈機は混合油を使うタイプが主流で、他に充電式のものがあります。
購入を検討していた当時は混合油を使うタイプに抵抗があり(あまりにガチでプロ農家さん用なイメージがあった)、知り合いが充電式を使っていたので、ひとまず使用感を知りたくて借りました。
↓こちらです。ほねは近所のホムセンで買いました。
こちらの機種は連続稼働が35分と短いものの、実際に使ってみると、30平方メートル程の畑で畝以外の部分を草刈するには充分でした。あんまり長く作業しても疲れますしね。
難点は、肩から下げられるバンドが無いこと。腰と手で支え、しっかり握りながら作業するので、手の負担がかなり大きいです。
耕運機(あると便利)、鍬(これで草刈りもできる)
ほねが借りた畑は2つでした。どちらも開墾からのスタートです。
まず、1つめは大家さんが草刈りをしてくれました。その後、大家さんの手押し車のような耕運機で大家さんと交代で耕しました。
↓耕運機は、例えばこういうやつです。
2つめは大きな団体さんが新規に始めた畑で、大きな耕運機で耕してくれたので、鍬で畝を作る作業から始められました。
耕作面積が広く、1つ1つの畝が大きくて、1畝がだいたい1m×10mくらいありました。
そこでお借りする分以外の畝作りもお手伝いして、無料でお借りすることになりました。
↓鍬はこういうやつです。農作業といえば! という道具ですね。ちょい割高ですが、さびにくいステンレスが安心です。
開墾は大変ですが、無料は大きいですし、何よりこれをやるとどこでも自分で畑を作れる! という気分になり、謎の自信がつきます。
今回はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました! 次もまた読んで頂けますように。
お疲れさまだモン!
Twitter #ほね畑 で畑のいまをツイート中!
ほねが栽培する様子は、Twitterで随時ツイートしています。
「 #ほね畑 」のタグで検索&アカウントのフォローをしてもらえたら嬉しいです。
ツイートは流れていってしまうので、ブログでまとめていけたらと考えて畑の記事を書き始めました。
Twitter共々、よろしくお願い致します!