どもども。ほねです。
前回、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(以下、『シン』)の感想まで至らなかったので早速本題に入ります。
↓一応、前回はこちらです。
この記事の目次
てことで『シン』の感想
もらった特典
ほねが『シン』を観に劇場へ行ったのは、多くの映画館で公開終了とされた7月21日(水)、の前日です。
最後は混むかなぁというのと、火曜日がレイトショーで時間的に行きやすかったのもあります。実際は、地方の小劇場で130人程が入れるスクリーンで、最終日の前日にも関わらず、来場者特典で「薄い本」と最後の特典で封がされたA4サイズのキャストサイン入りミニポスターがもらえる程でした。これはラッキーでしたね。いや、意外と都心部でももらえたのかな?
↓シンエヴァ薄い本の表紙。ちょっと凛々しいシンジ君とやさしい表情のミサトさん
最後の特典のミニポスターは、「真希波・マリ・イラストリアス」か「渚カヲル」で、ほねはカヲル君でした。どちらかと言えばカヲル君がいいかなとぼんやり考えていたので良かったです。裏面のデザインも凛々しいシンジ君が入っていて満足。
「シンジ、大人になったな」
シンジ君…『シン』でもギリッギリまで殻に閉じこもって安定の迷いっぷりでしたね。
なんだか自分の弱い部分を見ているようで、共感はするんだけど、痛々しくて感情移入したくないというか…多分、嫌悪の対象くらいだったのかもしれません。
それがー、最後はお父さんと向き合って、話をして、理解して。
ミサトさんの思い(槍ね。ん? 思いやり…??)を受け取って、応えて。
アスカやカヲル君、レイ(仮。『シン』は(仮)のまま終わってたよね)、みんなの幸せを願って、導いて。
「どこにいても必ず迎えに行く」と言ってくれたマリの言葉を信じて、待って。
ちゃんと他者と向き合って、自分の言葉で自分の思いを伝え、これからのことを決め、行動に移す(最後走って駅から出るとか明るいキャラになってた件)。
26年掛かったけど、ようやく成長して完結したー!
ちょっとTV版の振り返り
TV版も一応、皆に「おめでとう」とか言われてシンジ君が明るく終わってましたが、物語の伏線回収や謎の解明そっちのけだったし、終わりらしい終わり方では無かったので「え、ちょっと待って。何、急に」。めっちゃんこ置いていかれた感ハンパなかったです。
※TV版の最終話あたりはシンジの内面描写でした。他の登場人物との対話を繰り返し、嫌な自分と向き合い、番組の終わり間際に「自分の弱さを認めれば好きになれるかもしれない」と自分を認め、「ここにいてもいいんだ」と自分の存在と他者との関係を肯定したところで急に場面が明るくなり、皆が口々に「おめでとう」と言いながら拍手→シンジ笑顔で「ありがとう」→ほね「何だよ急に!!!??」「…でもまぁ良かった、のか?(混乱。笑)」
シンジ君が変わった!
それが今回の『シン』は、終劇に向かって、視聴者もそれぞれのキャラや作品自体とお別れできるよう、シンジ君がかつてない程(笑)主人公らしく立ち居ふるまっていました。
ラストでありがちな後日譚みたいな説明はなかったので、ここからまたいろいろな二次創作が生まれそうな予感…。まだまだ終われない人多そうですね。。
このラストの駅のシーンや、父さんと話してみようと思うきっかけ、新劇場版で出てきた諸々の伏線、TV版や旧劇との対比となる描写等々。
先に見た皆さんが時々ネタバレになりつつ、そこはかとなく見所を示唆していたおかげで、観に行ったのは1回ですが「え? そんなのあったっけ?」「げ。気づかなかった。観てない」といったことはほぼなく満足いく時間を過ごせました。
ほねは冒頭に書いた通り、あまり映画館へ行かないのでエヴァに限らず「劇場へ観に行くのは1回だけ」です。
もともとネタバレ構わない派なのもありますが、特にエヴァは情報量多いので(笑)。いろいろ見逃さないよう、ガッツリ予習していこうと、上に張った予告編やファンの方々が作った動画、舞台挨拶等々の情報をチェックし、コメント欄などの「ネタバレ注意」とか「観たヒトだけが読んで」といったものをだいたい見てから行きました。旅行に行くのにまずガイドブックを見るじゃないですか。それで行き先を決めて、現地でそれらをしっかり楽しむ。それとそう変わらないかなと思ってます。
それにしても、父さんと対話し、父を理解し受け入れたシンジ君。
この描写が大人になる過程を暗に示しているようで…って、こういう自分なりの解釈を語りたくなるのがエヴァww
ん? なんだかまた長くなったので分けたいと思います。次回は、エヴァ26年で変わったこと、父親のゲンドウや他のキャラ、声優さんについて!