ども。ほねです。
毎日着る服。迷いますよね。
だからと言って、スティーブ・ジョブズみたく「これ!」と決めるのは難しい。
なぜなら、何が似合うのかわからないから。
でもスタイリストさんとかお金を払って相談したいほど悩んでいるわけではない。
そんなことを思っていたら、ちょうど良さそうなタイトルが目に入りました。
『毎朝3分で服を選べる人になる』
ちなみにほねは朝が弱いので、前日に洋服を用意しています。
だいたいギリギリまで寝て、半分寝ながら着替えます。
なので朝、服を選ぶということをそもそもしていないし、面倒なので、服の組み合わせもほぼ固定です。
が、それが似合っているのかおかしいのかわからない。
何かヒントを得られたらと思って読んでみました。
結論を言うと、ファッションは人生を表すと悟りました。
早急に手持ちの洋服を見直して人生を決断できるようになりたいと思います(真面目)。
この記事の目次
ざっくりこんな本でした。
著者は、大草直子さん。スタイリストをされながら、多数の著書をお書きになり、Webでファッション情報の発信もされています。
そんな大草さんでも、ファッションで迷子になることがあったとのこと。
年代と共に変わる自分の心と体。何を選ぶかも難しいし、何を着ても似合わない。それまでベストだったはずのものがしっくり来なくなり、つらかったと。
つらい時期を乗り越えるには、もう一度自分と向き合い、自分の変化を認めること。
今まで着ていたものが本当に今の自分にも合うのか、鏡で正面から見るだけでなく、横や後ろ姿もチェックする。
あきらめず、自分のスタイルを探し続ければ出口は見える。
具体的に、大草さんにどんな変化が訪れたのか、どう乗り越えたのかが書かれています。
肩から背中にかけての脂肪、下がった胸、首の筋…、女性なら思い当たる点もあるのでは?大草さんが選んだ色や素材、着方など参考になるかと思います。
要メモメモだったところ
一流のモデルでも、すべての服やアイテムが似合う人はいないと断言してくれています。
プロのスタイリストの方の強い言葉!
だいたい100着服があったら、とびきり素敵20着、手を出すな40着、似合うか微妙40着って感じらしく。いかに「とびきり素敵」に出会えるか。
昨日はワンピース、今日はパンツ、明日はスカート…、たまには違う色も着ようかな、という「毎日違う自分」になろうとするのは要注意だそう。そんないろいろ似合う人はいないのだと。
自分の体形を見つめ、体形が似た誰かを探し、イメージをつかむ。モデルやタレントを見ていくと、「この体形だとこのスタイルはこう見える」とわかってくるのだそう。理想やあこがれのイメージをもつことが大切。
本書によると、「とびきり素敵」も自分の体形、顔立ち、気分、環境などの変化で見直しが必要で。だいたい目安は3年。と言っても、総とっかえせよということではなく、点検の結果、一生の相棒になるものもあるかもしれないそうな。
うーん。理解できるけど、もう一生困らないスタイルが欲しい。。
読んだ感想など
本書を読んだおかげで、似合わないことをポジティブに考えられるようになりました。
似合わないのは自分のせい…と落ち込むことはないし、流行のスタイルが似合わないなら着なくていい。
そういえば、『プラダを着た悪魔』でファッション雑誌の凄腕オシャレ編集長はいつも同じスタイルだったような。
当時、え、それでいいんだと目から鱗でした。
Wikipedia →『プラダを着た悪魔』
※ほねは小説を読みました。
prime videoにもありました。
ファッション雑誌で思いついたのですが、もしかして、いろんなスタイルをするべきと思ってしまうのは、雑誌のせいもあるのかもしれません。
ファッション雑誌は人生でほとんど読んだことないのですが(笑)、「1週間着回しコーデ」とか、いろいろなスタイルが載ってるのを見ると、全部できる人がオシャレと思ってしまいませんか?
でも、雑誌は読者が一人ひとり違うことを考え、いろんなスタイルを紹介しているだけ。
自分がそのすべてをこなす必要はない。
あれ? なんか、すごい大事なことに気づいた??
早速、見直してみよう。
まず、ヘンテコなTシャツとか、学生の頃から着ている長寿シャツとか、洗濯し過ぎで薄くなったトレーナーとか捨てるつもりだった服は捨てて。他にも多分着ないだろうなぁと思っていて実際着ていないクローゼットの肥やし系も引っ張り出して結論を出すことにします。
何年も経っている服は再び着て似合う可能性は低い!
洋服が減ると洗濯の回数が増えて面倒だなと生活の利便性を考えていたけど、本当に適正な量なのか考えてみます。
クローゼットの無秩序は、そのままあなたの第一印象になる
『毎朝3分で服を選べる人になる』p23
乱暴に開け閉めされ、散らかったクローゼットはそのまま持ち主の印象になるそうです。
クローゼットが自分を表す。。
たしかに、自分のスタイルを「決められていない」ことが、どう生きたいかを「決められていない」のとイコールになっている気がします。いやホントそれです。
ホントだ! 小さなことでも、「決める」ことが充実した人生になりそうだね。
小さなことで「決める」練習を重ねると、大きな決断をしっかりできそう!
明確なこだわりを持つ人に安定や信頼を感じる一方で、近寄りがたさを感じるのは、自分が「決められていない」ことへの引け目なのかもしれない。
なんだかファッションの話から大きくなっているけど、ファッションにしても、自分に似合う服は一朝一夕では見つからないし、見つけた似合う服も数年後にはベストでなくなる可能性があるというのだから…難しい!!!!
でも、逆に考えれば、「今」どんな自分でいたいかで選んで、イメージの変化があれば変えていいということ。
まわりに合わせる必要はないし、ずっと同じ自分でいようと頑張る必要もない。
ヒトは無意識に周りから求められる自分を演じようとするけれど、自分の気持ちにしっくり来るものを選び、自分をアップデートさせていくことを恐れない。
変えていいんだと思うと、気が楽になりますね。
コツは、自分に近い体形の人を見つけて、イメージする。時間とお金を大切に。
まとめ
『毎朝3分で服を選べる人になる』には、事前に「とびきり素敵」に見える服とアイテムを見つけて取り揃えておくということでした。
「とびきり素敵」を見つける過程では、自分を客観視し、変化した自分を認め、場合によっては好きな服でも手放す決断を求められます。
おしゃれに迷うときは、まだ自分であることに、生き方に迷っているとき。
『毎朝3分で服を選べる人になる』p148
人と比べず、自分の基準を確かにして整える。迷わず決断するって、ある意味、覚悟がいること。なんだか人生変わりそうじゃないですか?