ども。ほねです。2019年7月13日に、イオンモール高岡で開催された「ひみ里山杉フェア」にお邪魔してきたのでイベントレポートします!

ひみ里山杉フェアinイオンモール高岡20190713-14

ほねの目的は、林業関係者の皆さんにご挨拶をするのがメインでしたが、カンナで箸を作ったり、ペンダントに落書きしたり、普通に楽しんできました。

うさちゃん
ご挨拶って仕事っぽいわね

そうなのです。2019年7月に富山へ移住した理由の1つが「林業」と深いつながりのあることで。

市役所で相談したところ、今回のフェアをご紹介頂きました。

この記事の目次

「ひみ里山杉フェア」ってどんなイベント?

ひみ里山杉は、富山県の西側にある氷見市の里山にある杉のことです。

西部森林組合の皆さんが、収穫期を迎えた杉の有効利用を考え、ブランド化を目指して名付けられました。

地元の木をもっと知ってもらいたい。

木の良さをたくさんの人に体感してもらいたい。

小さな頃から木に親しみ、自然環境を考える人に育ってほしい。

いろいろな思いから、「ひみ里山杉フェア」が始まり、今年もまた開催されました。

どんな催しがあるの?

ペレットのストーブ

木は、伐採されるまでに取り込んだ二酸化炭素と、燃料として燃やされた場合に排出される二酸化炭素の収支が合う、環境にやさしいエネルギー源と言われます。

フェアを主催するひみ里山杉活用協議会では、杉の木をしっかり全部使おう! との考えのもと、建築用の材木を加工する際に生じる端材を「燃料」として利用することを提案しているのだそう。

端材をごく小さな円柱状に固めた木質ペレットを作っており、これを使うストーブが展示されていました。

少し前に住宅情報誌で、薪ストーブを設置した注文住宅が紹介されていたのを思い出します。

ストーブ、いいですよね。あったまるし、同時に調理もできてしまう。

情報誌の記事では、ピザを焼いたり、パエリアを作ったりされていた覚えがあります。あぁ、おいしそう…

世の中の、木に対する見方が少しずつ変わってきている実感があり、灯油燃料ではなく、薪ストーブを使うことへの関心や需要が高まっているように思います。

火って暖かいんですよね~。ほねも欲しいです。賃貸でも薪ストーブの家ってないかなぁ。掃除、大変なのかなぁ。

積み木で遊ぼう

天然無垢の杉の木で作られた、手にやさしく馴染む、平たい直方体の積み木がたくさん置いてありました。

たくさん…いくつあったんだろう。3桁ありそう。来年、忘れなかったら聞いておきます。

それくらい、たくさんの子供たちで遊んでも取り合いにならない数の積み木が用意されていました。

氷見市は、寒ブリが有名な海の町ですが、実は富山県内で唯一の「ウッドライフスタート宣言都市」であり、木の活用に力を入れています。

お子さんが生まれると、ひみ里山杉を使った木のおもちゃがプレゼントされるのも、この活動の一環。

木のおもちゃって、知育玩具としても素晴らしいし、地元の木を使って作られた、出どころや関わった人がわかるもので子供が遊ぶって、親御さんにとってすごく安心できる取り組みなのではないかと思います。

はんこを作ろう

こちらは富山大学の学生さん企画コーナー。大盛況でした。

いろいろな大きさの杉の木の端材から、好きなサイズと形を選び、好きな文字や記号、イラストなどを彫ってはんこを作ります。

杉は他の木と比べて柔らかいと言われるので、比較的彫りやすいのかもしれません。

カラフルなスタンプ台があり、参加者の皆さん、出来上がったはんこを押して印影を見てとても楽しそうでした。

昔はお正月にゴム板を彫って年賀状を作っていましたが、今はすっかり…変わりましたね。

どこかに彫刻刀はありそうだから、何か作ってみようかなぁ。

アートを楽しもう

杉の木の端材やカンナ屑などで顔を作ったり、立体アートを楽しむコーナーです。

普通なら捨てられてしまうものが、誰かの手によって家に飾られる作品に変わる。

いろんな形とサイズがあると、想像力が広がります。脳トレにもなりそう。

はしを作ろう

ひみ里山杉フェアinイオンモール高岡20190713-14箸作り

これ、参加しました!

2本の長細い直方体の角材を、用意された型に置いて、カンナで削り、やすりで仕上げていきます。

言葉で書くと簡単ですが、カンナ難しい!

左側だけ削れてしまったり、力のかかり具合がバラついて波打ってしまったり・・・

スタッフの方にちょっと? え、けっこう? 手助けして頂いて何とか完成させました!

すっごく軽い箸です。杉の木って本当に軽い。持ってる感じがしません。

本棚を作ろう

えーと、これ、すみません。たしか、箸の他に本棚だったと思います。

ちょっと複雑な木工ができるブースもあります。

週末大工の見習いにぜひご参加ください!

ペンダントを作ろう

これも参加して落書きしてきました!

薄く輪切りにされた杉の木に、好きなイラストを書き、あらかじめ開けられた穴から紐を通せばペンダントの出来上がり。

氷見市だし、ハットリくんと思ったら明らかな偽物になりました…。

自己紹介も兼ねて、「香り」ネタをハットリくんに言わせる仕上がりに。

ひみ里山杉フェアinイオンモール高岡20190713-14ハットリくん

端材の詰め放題

DIYに良さそうな角材がいろいろ揃って、袋に詰め放題となっていました。

箸作りの目の前にあり、作ってる間、「え、これ、いいの?」などと声をかけて吟味する方がけっこういました。

皆さん、何かお作りになるのですね。すごい!

林業の現場を見よう(動画)

ほねが行った土曜日はなかったのですが、日曜日には映像を流す予定とのことでした。

普段、林業の風景は町なかでは見られないもの。

さすがYouTubeにはいろいろ動画がありますが、なかなか「そうだ、見よう」となる人は少ないと思うので、良い機会ではないかと思います。

この後、翌月に生の伐採風景を見るのですが、チート級のメカが出てきてもうビックリでした。

重機、カッコいいよ。

そんな伐採イベントレポート、実は先にアップしてるので是非! YouTube動画もあります。2つ目の動画の方がチートっぷりがよくわかるのですが、ほねの記事の書き方のせいか、1つ目程再生回数が伸びておらず、ハーベスター(重機の名前)に申し訳ないので見てやってください。

開催概要

日時:2019年7月13日(土)、14(日)

場所:イオンモール高岡(〒933-0813 富山県高岡市下伏間江383番地)

参加:来場無料。ハンコ作り、本棚作り、箸作りなどの体験は有料。

箸作りは300円でした。

主催:ひみ里山杉活用協議会

来年はぜひ!

普段、地元の木を見ることって意外とないですよね。

木って落ち着くし、多分、ヒトは本能的に木があると安心するんだと思います。

仕事に疲れた平日を癒しに、ちょっとだけ週末、木に触れるイベントに参加してみませんか。

おそらく、来年も開催されるはず! 来年、初夏を迎えたらイオンモール高岡の情報を要チェックしてみてください。

ほねも、開催されるときはこちらのブログやSNSなどでご案内する予定です。

SNSなどはこの記事のもうちょい下にアカウントを紹介してあるので、よろしくお願い致します!

(最後に)楽しい1日でした!

ひみ里山杉フェアinイオンモール高岡20190713-14ペンダント

ほねはちゃっかり箸を作った後で、岸田木材さんにご挨拶させて頂き、ひみ里山杉への想いなどを伺うことができました。

さらに来月の「ウッドライフワークショップ」を企画されてるスタッフの方をご紹介頂き、山の現場のお話を伺い、ついでにアクセサリー作りまでさせてもらったり。

楽しい1日となりました!

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事