(のっけから足を見せてすみません)
今日は穴あき靴下の修繕をしてみました!
「ダーニング」という方法です。
いろいろ検索すると、ダーニングは穴の周囲を四角く「井」の形に縫ってる方が多かったのですが、なんだか糸の無駄遣いに思えてしまい(根っからの節約志向)、穴の形に合わせて仕上げました。
この記事の目次
靴下にけっこうな穴が開いていた。
先日、お風呂に入るとき靴下を脱いだら、かかとにパックリ穴が開いてまして。
こんな感じです。
かかとが……無い??
思えば前も「穴が開いてる!」と気づいて…忘れてまた履いてしまったようです。
立派な穴ですね。これを縫っていきます!
用意するもの
ダーニングは、固定する専用の道具とある程度太さのある糸が使われます。
→「ダーニングマッシュルーム」キノコみたいな形の道具です。
尚、専用の道具でなくてもOKで、検索すると、電球やガチャガチャのカプセルなど皆さんいろいろ使ってらっしゃいます。
私はマウスを使ってみました!
糸は普通の刺繍糸です。
刺繍糸は6本が束になっていて、ここから1本とか2本とか必要な本数を取って使います。
今回は細いと穴を隠すまで大変そうなので、6本丸ごと使いました!
・穴あき靴下
・コードレスマウス
・刺繍糸(青:45cm、黄:35cm)
※穴が直径1cm程で、周りを約2cm×2cm縫う場合。
・刺繍糸(6本まとめて使う)
・糸通し(少なくとも5回は糸を通すのであると楽!)
・糸切りハサミ
さて、縫っていきましょう!
まずは靴下の中にマウスを入れて、穴の周りを縫いやすいように整えます。
このとき、靴下は裏返しません。表側を縫います。
針に通した糸は玉結びをせず、端っこを10cmくらい残して、穴の直径より5mm大きめに波縫いしていきます。
・玉結びしない理由:最後に縫い目に絡ませて処理するため
・穴より大きめに縫う理由:せっかく縫った部分がほつれないようにするため
波縫いは波のようにうねうねと、破線(- - - - -←こういう縫い目)になるよう縫うことです。
で、穴の周りをぐるっと縫いましたら、今度はガバッと穴を隠すように縫っていきます。
上から下へ糸を橋渡ししたら、1針縫って、今度は下から上へ。ジグ縫い、ザグ縫い、ジグ縫い、ザグ縫い…糸の運びと縫うタイミング、伝わるでしょうか。
平行に縫っているのですが、……見えないですね。。
ここは穴をちゃんと固定して、糸のよじれも考慮して縫うとキレイになるのかもしれないです。
でもちゃんと仕上がるので、気にせず進みましょう!
このまま同じ糸でも良いですが、2色使うとカワイイ気がしたので、次は黄色の糸で縫っていきます。
2本目の糸も、端っこを10cm残して、1針縫ったら向かい側までガバッと…ではなく、最初の糸をジグザグ通していきます。
糸の下を通すとき、靴下をちょっと縫ってしまいました……。
糸を持ち上げるものがあると良いな~と思いつつ、勢いで縫い上げましたが、まぁ問題なかったです。
で、こんな感じ。うわぁ! カワイイ!!!(上手いかどうかは横に置いてください)
色がいいな~。
ここまで来るとあとは仕上げです。
この端っこのぴろぴろ出ている糸を処理していきます。
ぴろぴろ糸達は、裏側で処理するので、それぞれ針で裏側へ持っていきます。
刺繍糸が6本もあると糸通しにも力が入りますが、完成はもう少し! 頑張りましょう。
はい、すべて裏側へ送りました。
下手くそな波縫いの青い糸が最初に穴を囲った縫い目です。
また頑張って針に糸を通し、この波縫いの縫い目3針分に糸を絡めてチョキン!
4本ともできたら、完成です! 刺繍糸6本を針の穴に通すの大変でした。同じようにチャレンジする方、頑張ってください!
はい。できました!
表に返してみましょう!
履いてみました。ヨガみたいなポーズで自撮りしてます。わかるでしょうか??
ちゃんと穴の周りを四角く取って井型に縫わなかったので謎の形になってます。
これ、糸の色を選んで装飾したら立派に作品になりそうです。うわぁ…また新しい可能性を見つけてしまった。。
実はTake2でした
上の工程、実は途中でやめて糸をほどいてやり直したものです。
最初は穴の周りを四角くしようとしたのです。
しかし…穴は〇で、□で囲むと四隅がもったいないなと。それに、それだけ縫うことにもなります。それで穴に合わせることにしました。
あと、最初はマウスではなく、丸いなら良いだろうと景品でもらったボールを使おうとしました。
これ、素材は何だろう……?? ソフビなのかなぁ。100均で買える柔らかい野球ボールに非常に似ております(多分それ)。
このボールだと針が刺さってしまい、うまく縫えませんでした。
今回はマウスを使い、まぁ縫えればいいだろうと手が押さえてましたが、輪ゴムで縛って固定した方が作業しやすいかもしれません。
→よくよく「ダーニングマッシュルーム」を見たら固定する溝がありました。
やっぱり専用の道具は使いやすそうだな…(動画観た)
専用の道具があれば便利ですが、ダーニングは、「丸みがあって」「固い素材」なら何でもいけそうなので、手近なものでぜひチャレンジしてみてください!
楽しかったので穴を見つけたらまたダーニングしようと思います!