今回は現地で見かけた「お土産」から自分のスキルをどう活かせるかについてです。

うさちゃん
ふーん。まぁお土産でその土地のウリが見えるわね

センスや技術も見えるし、製造所の住所から実は企画だけで作ってないとかもわかるぞ

お土産に深読みしすぎ? いやいや、意外といろいろ読み取れますよ!

なぞの「ぶりはが木」を紐解いてみる。

さてさて。それでは冒頭の画像を見ていきましょう。

氷見市観光協会にあったハガキです。

その名も、「ぶりはが木」

ブリが書いてある木のハガキ、ですね。

ブリは出世魚で、下の魚の切り抜き部分と矢印は、「はが木」の半分近くを占める立派なブリへと育つまでに名前が変わるというのを表していると思うのですが

うーん・・・このデザイン
何だろう、本来のハガキとしての存在意義まで抹消してるような…。

そしてこれ、レーザーカッターで作られてます、よね?

せっかくカットするなら、カットした必然性を出してほしい・・・

これだと「あら、なんか細く切ってあってすごいね~」で終わっちゃいませんか()

もしくは、すごい意匠を施して、それこそ「素敵だから飾ろう」と思うくらいなものとか。

予算的に厳しかったのか。センスがなかったのか。

そこで何を考えるか。

この「ぶりはが木」を見るに、他にバリエーションはありませんでした。

既に他のは買われたか、これが売れ残りなのか、もともと企画されていないのか。

検索しても、…Google先生で全然出てきません。。

ここから、

  1. 木で何かしたいみたいだけど、活用が迷走している?
  2. ぶりがウリなのはよくわかった。でも他のウリがいまいち無い?
  3. デザインが普通。デザイナーさん納得してる?
  4. PR全然できてない。Webの活用ができていない?
  5. 540円。それなりの値段してる。量産できなかった?

という穿った見方をしまして、次のように考えます。

  1. 木の活用を促す仕事は需要がありそう。
  2. ぶりに絡めて他のウリを育てると注目されやすそう。
  3. 新しいアイディアの受け皿があるかどうか微妙→探る必要あり。ここは注意。
  4. Webの活用を推進するチャンスがまだありそう。先行者利益の取れる部分。
  5. 人材不足か、資源がないか、使っている機械が高いか。経費がかかる予感。

手に取った「お土産」に足りないものは何か。

それを考えて、自分に解決できそうなスキルがあれば、その土地で活躍するチャンスがあります。

 

ちなみに氷見市には市所有のレーザーカッターがあるそうです。

使用許可をどう取るかはわかりませんが、使えるなら今がチャンスかも?

余談。レーザーカッターの仕事は美しい、はず。

前に新宿の東急ハンズで、微細に切り抜かれた模様から奥の美しい色合いが見える2枚重ねの年賀用カードを見かけたことがあります。

その繊細な仕事ぶりに感動し、ちょうど結婚という人生の節目を迎えた友人に普通の年賀状ではなく、これを贈りたいと購入しました。

珍しく衝動買いでした。

翻って、この「ぶりはが木」……。中途半端すぎる。。

スケさん
こんな微妙な仕事ばっかりでイヤになっていなくなっちゃったのかなぁ

真相は謎だモン
レーザーカッターの切り口、ちょっと焦げて茶色になるところも好きなんですよねー。
名刺にアクセント付けたりしても素敵じゃないですか?
未経験でも扱えるなら使ってみたいです。

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