はいどうもこんにちは。12月の寒い時期に夏の話題をするほねです。

玄関を開けっ放し。

これに対して、「え、ちょっと何その不用心な生活」というのはやはり都会的または現代的な感覚のようで、こちら(富山)では、夏は基本的に開けっ放し、です。

そしてこの寒くなった冬にも、ちょうど先日、「玄関開けておいてくれたら置いておくし」と言われました。

今は冬なので、扉ではなく、カギのことですね。

これについては、置くのが市の広報の話。

この辺では、広報を町内の班長さんが管理しているのだそうです。

わざわざ玄関の扉を開けて中に入り、上り口に置いてもらうのも何なので、ポストに入るからポストにどうぞということになりました。

夏はご近所のほとんどが扉を開けっぱなし

ほねは、クーラーなど文明の利器をなるべく使わないよう心掛けており、「玄関開けっ放し」は、やってみたかった夏の暮らし方の1つでした。

前に住んでいた埼玉の物件(1K)は角部屋だったので、ベランダの窓ともう1ヶ所に小窓がありました。

窓を両方開けると、一応風の通りができて涼しいのですが、帰宅して玄関を開け、そのままベランダの窓を開けると

びゅおぉっ

と風が通り抜け、早いスピードで室内の気温が下がりました。

これは個人的にお勧めなのですが、都会的生活では冷房の効率を上げるためむしろシャッターを閉める方が多く、玄関を開けたまま家じゅうの窓を開ける行為は「変な人がいる」となりかねません。

今は、「見たくもないのに見せられて不快だ」という苦情もあるそうです。難しい世の中ですね。

ほねは都会的生活をしていた当時、自転車で通勤しており、毎日帰宅後に自転車のタイヤに何か挟まってないかなど点検をしていました。

夏場はこの点検を玄関扉とベランダの窓を開けて玄関の前でやっていました。

できるだけゆっくり。

家の中にこもった暑い空気ができるだけ出るように。

そして時々空気圧チェックをしてみたり、あとチェーンを洗ってみたりとかも。

油汚れは気温の高い季節の方が落ちやすいし、水を使った作業は夏の方が気持ちがいいので、自転車のメンテナンスに力を入れるのは夏がお勧めです。

これだと玄関の扉を開けてる必然性がありそうじゃないですか。

そして万が一、本当に変な人が来ても、玄関の外にいるから逃げやすい。

そんなわけで苦情も事件もなく、この物件で過ごすことができました。

エレベーターや階段から遠く、自分の家の前を通る他の住民がいない場合は都会でも開けておきやすいかもしれませんね。

帰宅後、クーラーで室内を涼しくするにしても、閉め切って熱くなった部屋ではなかなか快適になりません。

効率よく室内の熱を冷ますためにも、風の通りを活用することをお勧めします。

風があれば体感温度も下がる

暑い日の外出。

うちわや扇子で扇いで涼を取る方もいますね。

急に漢方の話をしますが、漢方では風がいろんな邪気を運ぶと言われています。

風が熱の邪気を連れてくる場合の風邪と、寒の邪気(冷え)を連れてくる場合の風邪で、引き起こされる症状が異なり、処方も変わります。

逆に言えば、体の表面についた「熱」の邪気をうちわで扇ぐことで「風」により取り除くことができます。

邪気は体の表面からだんだん深いところへと入り込んでいき、居場所が深くなればなるほど症状が重くなりますから、できるだけ早い段階で邪気を取り除くことが肝要です。

尚、何事もほどほどが良いので、クーラーや扇風機の「風」に当たりっぱなしはよくありません。

やはり天然の風が一番です。

昔の日本家屋は、夏を涼しく過ごせるように作られているといいます。

ご近所は戦後に建てられた古いお宅が多く、ほねの貸家も、まさにそういった物件の1つでした。

引っ越したばかりのときは、きちっと玄関扉を閉めていたほねでしたが、暑い日に、ご近所で引き戸の玄関を開けて網戸にしているご家庭が多くあると気づいてからは、開けることにしました。

すると。

なんということでしょう。

風が家の中を通り抜けていくではありませんか。

ラーメン食べてる小池さんちに窓から突然上がり込んで出ていくドラえもんとのび太くんのよう。

玄関に網戸って何故? と思っていましたが、理由がわかりました。

ちなみに網戸が開かないようカギを掛けることもできる作りになっていることも判明しましたが、この夏、特に使いませんでした。

それにしても、富山では玄関に網戸が標準装備なのでしょうか?

他の地区の方に伺っても「網戸? あるある」「え? ない所があるの?」

どうも無い方が珍しいようでした。

↓amazonにも売ってました(画像からamazonへ飛べます)。

気を付けていても、玄関から家に入るとき蚊も入るのよね
蚊に刺されると大変なことになりやすい方はあると良いかもしれません。

町内の保管庫も開けっ放し

さて、家に網戸が標準装備で夏は開けっ放しの環境で、さらに驚いたことがあります。

それは、お祭りのとき。

町を練り歩く、美しい曳山(山車)の保管されている建物も、祭りの最中、開けっ放しでした。

氷見市祇園祭り2019_曳山館

祭りって、いろんな人が来るのに?

なかなか開ける機会がないから換気も兼ねている?

やはりこれも治安の良さがなせる技なのでしょう。

曳山を見られて、保管庫も開放されている。イベント中に、練り歩く宝物とでかい空き蔵をセットで見られることはないので意外と貴重な機会かもしれません。

この曳山の建物の横にお祭りの解説がありました。

不用心なのはどこじゃと言う方は画像を見てください。

氷見市祇園祭り2019_祇園祭りの由来

もう1枚はお向かいの神社の様子です。

氷見市祇園祭り2019_神社

昔はここでお化け屋敷などのアトラクションも設置されていたとか。

お化け屋敷。怖いけど、復活させられたらおもしろそうです。

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